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Hirahara's gray10 03:06


平原さんのコメント。
◇◇◇ドアも壁とまたちょっとニュアンス違って興味深いですね。
ドアは壁より、もっと人の「匂い」がします。
このドアも指の跡など付いています。◇◇◇

そういえばドアももろに境界、ですよね。内と外、こちらとあちら、地獄と天国とか……。
本来なら区切りようのない景色を、意識は色々な道具を使って区切って区切って区切りまくっていますよね(笑)

拒絶するにせよ受け入れるにせよ、ドアによって、テリトリーを示さずにはいられない──とっても人間臭〜い存在(?)なんですね。

開けたり閉めたり出たり入ったり、人間がヒジョーに酷使しているドアですが、
「まさにそこを通る瞬間に」

わたくしたちはイツモ、意識のスウィッチを切り替えていますね〜。

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Hirahara's gray9 03:03


平原さんのコメント。
◇◇◇のびのび描いた壁のラクガキは、時々うらやましい。
こんな大きなキャンバス置ける広いアトリエがあったらなあ。
それにラクガキの公共性? と匿名性も興味深い、なんて言ったら怒られるかな。
ラクガキを奨励しちゃいかんです!

良い子のみなさんは真似しないでください、って言い方あるけど、おかしいよね。
だって、「良い子」なんだからする訳ないでしょ。
悪い子のみなさんは真似しないでください、って言うべきです。◇◇◇
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Hirahara's gray8 03:00


このサビサビとグレイのトタン壁は、わたしかなり好きです──ホント、構成的な抽象画みたい。
グレイと錆の様々な組み合わせ&変化と、おまけに電信柱まである(笑)──しかも、今時珍しい木のヤツとよくあるコンクリの2本が仲良く並んじゃって。
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Hirahara's gray7 02:58


平原さんのコメント。
◇◇◇波打ち際、これもグレイといえますよね。濡れた砂の細かいマチエールが好きです。
砂の上に打ち上げられた流木や落ち葉、鍋や靴、ペットボトルや布団など様々なゴミも、アングル次第できれいです。◇◇◇

ちょっと、グレイの話からはズレてしまうんですが水際、波打ち際という場所は非常に面白い場所だと昔から思っていました。
異質なモノの境界、出会う場所であり、またそれは、それぞれの辺縁(ヘリ)がぶつかっている、或いは浸透しあっている、せめぎあっている etc,etc ……非常に「場」として色々なことを考えさせてくれたり、イメージを駆り立てられる(笑)というか。

そしてそこには、それぞれの事情と時間と風雪と荒波に晒されて、既にそれそのものの役は果たしていない、言ってみれば残骸、亡骸、抜け殻、ただのゴミとしてそこに辿り流れ着き、放置されている……。

どんなものであれ、もはやそれ本来の役目を果たさ(せ)なくなってしまったブツやら生き物って、だからよけいにそのフォルムや色そのものが際立って来るのかも知れませんね。
で、多分普通よりかなり偏ってフォルムや色に過敏な感受性装置を持っているらしい「絵描き」は、過剰に反応して魅力を感じずにはいられない……(笑)

グレイという色に殊更に肩入れするっていうのも、多分、基本的には世間では、最も面白くもなく奇麗でもなく何の変哲もない「色」と、看做されているフシがあるからなのかも、と自分でそう思うところもかなり、ありますね〜。
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Hirahara's gray6 02:50


平原さんご本人のコメントです。
◇◇◇「壁とバラの日々」
「酒とバラの日々」より健康的? というか、いずれにしても、ちょっと退廃的かも。
花屋の造花のようなちゃらちゃらした花より、雑草の花が好きです。
バラは凛としているのが好みです。
でも、僕としてはどうしても壁の方に比重を置きますね。◇◇◇

なるほど〜。退廃的に感じるのは、やっぱりバラの赤の色味とグレイとの組み合わせのせいなのかなあ?
剥げた塗料のボロボロさが奇麗だな〜!
それに確かに、圧倒的に壁の分量が多いです(笑)──赤とか黄色のような原色ってほんの少し、しかも中心から外れた場所にあるのが、一番、効きますよね〜!
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Hirahara's gray5 02:47
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Hirahara's gray4 02:45


今日の平原さんのグレイは、これです。
ユーモラスですね──どうしても、表情があるように視えてしまいます。
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Hirahara's gray3 02:43


今日はこれです。
ますますグレイの色の変化が複雑微妙で奇麗ですね〜。
テキトーな落書きも、こういう場面では、いいアクセントになっちゃうし……(笑)
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Hirahara's gray2 02:40


平原さんが撮ったグレイの壁の二つ目です。色やフォルムのリズムと組み合わせの妙が、面白いですよね〜、実にまったく!

あちこち歩いて、写真を撮る時って、突然出くわして「あ、面白い!」と思った瞬間にシャッターを押すって感じだと思うんですが──まあ、私の場合はだいたいいつもそうです──何をどう面白いと感じ、またそれをどう切り取るかに人それぞれの指向や感覚がモロに出ちゃいますよね。

そういう部分で、かなり共通の匂いを感じますね〜(笑)──あんまり、ピカピカしたキレイなモノには眼が行かない所なんか、特に。
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Hirahara's gray1 02:37


けっこう古い(笑)知り合いの絵描きである、平原辰夫さんもグレイの壁の写真をたくさん撮っているそうです。
「色の微妙な変化がきれいで、壁は飽きません」との言葉、全く、同感です。
で、メールで送ってくれたグレイの壁の写真をアップさせていただきました。もったいないので、少しづつ……(笑)
寒色系暖色系と非常に変化に富んだグレイに、一ヶ所だけの赤が効いてますよね〜!
色のセンス、さすがです。
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